Shopify Plus パートナーが勧める定期購買アプリ3つの特徴
Eコマース全体で、定期購買(サブスクリプション)が定着し、導入する事業者が増えてきていますが それは、カナダ発のECプラットフォーム「Shopify」においても同様です。 ひと昔前のShopify定期購買アプリといえば、 […]
今年のBFCMはコロナウィルスの影響もあり、オンライストアが好調でした。
日本経済新聞によると、実店舗の客足は55%減と大幅に減った一方、オンラインショッピングの支出額が昨年に比べ22%増えたとされています。
また、Adobeは、今年のBlack Fridayでの売上は前年比26.1%増の約$90億、今年のCyber Mondayの売上は前年比15.1%増の$108億にのぼったと発表しています。特にCyber Mondayは過去最大の売上を記録し、オンラインストアが好調だったことが伺えます。
アメリカに限らず世界的にも、ShopifyにおけるBlack Fridayの売上は2019年と比較して増加しています。
BFCMにおけるオンラインストアの売上が増加している一方、その波に乗るための施策が求められています。今年のBFCMで見受けられた傾向は以下の4つです
BFCMのあり方は変化しており、単なるセール日ではなく、一大イベントとして年末商戦のコンセプトになっています。そのため、年々BFCM開始時期が早くなっていたり、翌月のクリスマスまで何かしらのセールを行うブランドが多くなってきています。
実際に、BFCM当日だけではなく、前日のThanksgivingにおける売上も前年比21.5%増の$51億を記録しています。
前述した傾向がある中で注意しないといけない点は、商材によってはBFCM告知による買い控えが発生することです。特に商品単価が高ければ高いほどBFCMのセール内容の影響が大きいため、買い控えの影響も強く出てしまう傾向があります。
ここでよりBFCMを盛り上げるために大切なことは失速期間をつくらないことです。例えば、バックパックブランドの「Away」はBFCMの告知期間中に新作バックパックを公開することでカスタマーの注目を離さないようにしたと考えられます。
また、サンフランシスコ拠点のハンドメイドアクセサリーブランド「 Waffles & Honey Jewelry」は、Flash Saleと称し、詳細をあえて告知せず、時間・日にちで対象商品を分けて継続的にセールを行うことで、目を離せない状態を作り出していました。
また、BFCM最終日、かつ、オンラインストアの本命であるCyber Mondayをいかに盛り上げていけるかも重要になってきます。施策事例として下記があります。
ヨガウェアブランドの「Alo Yoga」。11月第3週からプレセールを行い、11月24日からBFCM本番を開始していました。最終日であるCyber Mondayではサイトデザインを変え、最大70%OFFのディスカウント率だけではなく具体的な値段を切り口に商品を見ることができるように。よりカスタマーにディスカウント内容をわかりやすく伝える工夫をしていた印象です。
スポーツ用品を取り扱う「Fanatics」は、11/24時点では48h限定で30%OFF、11/25時点で48h限定で65%OFFといったように、BFCM本番に近くにつれてディスカウント率をあげることでBFCMセールを盛り上げていました。また、Alo Yogaと同様にCyber Mondayでは70%OFFを実施していました。
ライフスタイルブランドの「Cole Haan」は11月中旬からプレセールとして50%OFFを行っていましたが、BFCM最終日であるCyber Mondayでは70%OFFをとともに「THEBEST」のcodeでさらに10%OFFの追加ディスカウントを実施。BFCMセールの最後の追い上げとして大胆なディスカウントを打ち出していた印象です。
このようにBFCM最終日に向けて施策を行うブランドがあったこともあり、Cyber Monday終了間近の7pm-11pm(PST)での売上は同日総売上の25%を占める$27億だったと言われています。
Cyber Mondayではありませんが、サプライズ感を出すアプローチをしたブランドもありました。
スキンケア商品を取り扱う「H2O+」もメルマガ会員のみ対象にプレセールを開催。また、BFCMセール本番のディスカウントをプレセールよりよくすることで勢いをつけていました。これらに加え、上記ブランドとは異なり、Cyber Monday翌日の12/1にセールを1日だけ延長した「サプライズ」をInstagramで発表。セール期間を延長するとしても、ただセール終了日を12/1とするのではなく、サプライズ感を出すことで改めてカスタマーの注目を得ることができるかもしれません。
実際に弊社もクライアント様のBFCM施策のお手伝いさせていただきました。
事前に用意していたBFCMの施策は下記の4つです。
「メルマガ会員限定」のプレセールで新規メルマガ会員を増やすとともにBFCM本番へと勢いをつけていきました。それに加え、セール終了カウントダウンメールを配信することで、ただリマインドするだけではなくBCFMの最後の一押しができました。
いかがでしたか?年々セール開始が早まっている中、カスタマーの注意を惹きつける工夫をするブランドが出てきているようにも感じました。
GO RIDEでは全体施策(メルマガ、広告、SNS運用※クリエイティブ含む)でBFCMのサポートを させていただいております。商材によって施策方法が変わってくるので、来年のBFCMでのセール実施をご検討している方はお気軽にお問い合わせください。
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