Shopify Plus パートナーが勧める定期購買アプリ3つの特徴
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EC運営は「集客」と「購入率」がキーです。
いかに多くのお客様を呼び込んで、高い確率で購入いただくかが売上に直結してきます。
今日は、購入率アップの観点から、カゴ落ち対策である「チェックアウト改善」について掘り下げてみます。
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Shopifyでは、お客様が購入に至るまでに以下のステップを踏む必要があります。
商品をカートに入れたにもかかわらず、購入せずに離脱してしまうことをカゴ落ちと言い、上記のステップで考えると2から4の間に離脱してしまったお客様のことです。
買おうとしていたのに何らかの理由で購入をやめてしまった、いわば機会損失なので、逃さないわけにはいきませんよね!
カゴ落ち対策にも色々とありますが、もしShopify Plusを使っているなら、2-4のチェックアウトフローを見直すことでカゴ落ちの改善が見込めます。
Shopify Plusについてはこちらの記事をご覧ください。
エンタープライズ向けのShopify Plusについて、わかりやすく解説しています。
Shopify Plusとは?ショッピファイの最上位プランについて知ろう
まずは自分のストアでどのくらいのカゴ落ちが発生しているのか計測しましょう。
Shopifyにはレポート機能が標準でついていますが、「カゴ落ち」という項目は残念ながらありませんので、以下のような計算をする必要があります。
カゴ落ち率 = (カートに追加済み – チェックアウトに到達済み) /カートに追加済み x 100
さらに、チェックアウトフローで離脱している割合も以下のように計算できます。
チェックアウト離脱率 = (チェックアウトに到達済み – コンバージョンに結びついたセッション数) /チェックアウトに到達済み x 100
アナリティクス>ダッシュボードの中にコンバージョン率という項目があるので、そこから計算してみましょう。
上記の例だと
カゴ落ち率 = 69.11%、チェックアウト離脱率 = 22.22%
ストアのカゴ落ち率がわかったところで、一般的なカゴ落ち率と比べてみましょう。
カゴ落ち率に限らずECサイトのあらゆるレポートデータは、業種やデバイス、購入単価などによって違いがありますが、Baymard Instituteが44のレポートをまとめているこちらの記事によると、平均のカゴ落ち率は69.80%となっています。
何と決済に進んだにも関わらず7 割ものお客様が離脱してしまうのです。
購入に至らない理由について、以下のような調査結果があります。
この統計結果から、ユーザーが以下に「シンプルでわかりやすい購入フロー」を求めているかがよくわかりますね。
健康食品を扱うSYNCHROでは、購入フローの全てが1ページにまとめられています。
住所を入れると送料が計算され、右側に自動で表示されるので、ユーザーはページの遷移なく購入まで行うことができます。
FRANKIES BIKINISでも全てのプロセスが1ページにまとめられています。
スイーツショップのDEL’IMMOでは、どんな決済方法が対応しているか、チェックアウトに入ったところでわかるようになっているので、非常にユーザーフレンドリーですね。
fitbitのチェックアウト画面では、ステップがわかりやすいようにカスタマイズされています。
特にモバイルの見せ方がとても直感的ですね!
ランジェリーブランドのKnixも、購入プロセスがわかりやすいデザインにカスタマイズされています。
Skinnydip Londonのチェックアウトはキーカラーのベビーピンクや、可愛らしいアイコンを使ってワクワクするようなデザインになっています。
さまざまな例を見てみましたが、Shopify構築・運用を数多くサポートしてきたGO RIDEでも、Shopify Plusのチェックアウトカスタマイズをお手伝いさせていただいた経験がございます。
日本では、全国一律で配送業者が決まっていて、配送料を無料としているマーチャント様も多いので、この場合にはチェックアウトフローの「配送方法を選択」をスキップすることができますよね。
少しの違いですが、このカスタマイズにより、2週間後にはカゴ落ちが0.7%改善したストアもあります。
0.7% 改善するということは、売上もその分あげられたということです。
カゴ落ちは改善すると売上に直結するので、改善価値が高い部分になります。
Shopfiy Plusをご利用・ご検討のマーチャント様、チェックアウトカスタマイズなどでお困りの際はお気軽にGO RIDEへぜひご相談ください!
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ドジャースファンの関西人。
Let’s Go DODGERS!