Shopify Plus パートナーが勧める定期購買アプリ3つの特徴
Eコマース全体で、定期購買(サブスクリプション)が定着し、導入する事業者が増えてきていますが それは、カナダ発のECプラットフォーム「Shopify」においても同様です。 ひと昔前のShopify定期購買アプリといえば、 […]
この抹茶専門店のマーケターたちは、スタイルに目が行き届いています。美しいパッケージと目を引く商品写真によって、商品の品質が伝わってきます。ブランド名は精神的かつ肉体的な健康を連想させます。ニューヨークに実店舗を構えることは、ブランド成功の証であり、新規顧客開拓の手段であり、ウェブサイトやソーシャルメディアで使用するイメージの源でもあります。こうして完璧な相乗効果をもたらしているのではないでしょうか。
このブランドは文字通りに、Srirachaを持ち歩くためのボトルです。「単純明快」を原則にしたブランドと言えます。ウェブサイトを開くとファーストビューで製品の使用例を目にすることができ、その下に「ナイスアイディア!」という証明になる、メディアやSNS記事が載っています。この戦略がコンバージョンに繋がらないはずがありません。
このオンライストアはポートランドのバーが運営し、バーのメニュー、レシピを紹介しながらも、ECで商品販売もしています。バーらしい少しダークなスタイルが印象的です。
人間の脳は食べ物に対する感情を色と強く結びつけているそうです。後述のゴーゴーカレーが黄色を使っているのはそのためです。黄色は人を完全に空腹にさせる一方、赤紫や緑は、赤キャベツやズッキーニのように健康的に見えます。Veestroさんはオンラインストアのデザインの際に、きっとこのことを念頭に置いていたのでしょう。写真撮影、トンマナ、トータルデザインを実現していますね。
正直、このウェブストアを見て最初に思ったのは、「ネットで牡蠣を買えるんだ!」ということ。デザインの質や豊富な情報のおかげで、初心者の私でも鮮度が命の牡蠣やキャビアを自信満々で買えそうな気がしてきました。こんな積極的なアプローチは、きっと既存の消費者以外の新規顧客獲得にも貢献しているでしょう。
Hausはアペリティフ(食前酒)メーカーです。見事な撮影や慈善的な姿勢が、ブランドを受け入れやすくしています。常識外のアペリティフという商品に関しては、こういう態度が必要でしょう。専門用語を避けてわかりやすく説明するウェブサイトはアメリカ市場に食前酒文化を広めるためのアプローチに適しています。
このアイスクリーム屋さんの実店舗を訪れたことがある人なら、行列が長かろうが、待つ価値は十分あるということをわかっているはずです。商品も営業方法も最先端を行くJeni’sは、配達が不可能だったアイスクリームの配達を行っています。シンプルでわかりやすいサイトデザインは、製品への信頼にも繋がります。
未開拓市場の顧客取得には、アクセスしやすいサイトデザインは不可欠です。Silk Road Teasのエレガントなサイトデザインの中に、ホームページ上部で目立つところに初心者用ガイドを設け、自作の動画コンテンツで誰もが安心して購入できるようにしています。
ECコンサルタントとして、我々が何回見ても興味をそそられるのは、もともと実店舗が不可欠とされたビジネスモデルがECで成長することです。Boxedはその好例で、コストコのようなビジネスモデルをネットで提供しています。価格を重視して配送を好む現代のミレニアル世代にとって、まさに理想な組み合わせです。
日本でもおなじみのゴーゴーカレーの店舗は、全国のみならずアメリカでも展開しています。ルーミックスを使ってご家庭でも作れるオンリーワンの味を、ECを活かしてオンラインで購入できるようになっています。ウェブサイトは、既存のブランドイメージをシームレスに活用し、インパクトのあるブラウジングを実現しています。
国内のクラフトビール市場は急成長を遂げているといっても、普及かつ成長済みアメリカのと比べたら確かに後れています。そこで、Cowboy Craftはアメリカで使われている用具や機器を日本に導入することで、状態を変えようとしています。業界全体の成長を促しながら、独自の需要を生み出すB2B企業です。素晴らしいマーケティングアイデアですよね?
このブランドは、「コンビニ飯」に代わるものという前提で考えたほうがいいでしょう。日本特殊のコンビニ飯は文字通りに便利とはいえ、1日に必要な栄養素を摂取するのはなかなか難しいものです。それに対し、このブランドが提供するBase BreadあるいはBase Pastaは、ほとんど手間をかけずに調理して食べることができるだけではなく、栄養素が含まれています。特定のニッチをターゲットにしたミッションには成長の匂いがします。
アメリカではケチャップ、イギリスではビーンズ、日本ではトマトソース、それぞれの国で愛されているハインツはまさに国際的なパワーハウスブランドです。100年を超える歴史といっても、ハインツ・トゥ・ホームの展開はまだ革新を続けている証となります。現在のパンデミック下での生活を考えたサービスを現場の労働者に無料配送で提供することで、ブランドの価値観を体現しています。
企業のミッションを一言で伝えるブランドPlanet Organic。倫理によって消費する方のためのワンストップショップで、ライフスタイル別のショップ機能が用意されており、プラスチックフリー、ビーガン、その他のオルターナティブな消費方針を以前あり得なかったほど簡単にしています。
海外で売られている日本食というと、富士山の浮世絵、筆文字、そういったブランドイメージがほとんどです。日本製味噌をイギリスに提供するMiso Tastyはかわりに、渋谷のオシャレなレストランみたいなブランドイメージで展開しています。それにより、競合他社との差別化を図り、国際的な特徴を加えた日本製食材を提供するブランドとしての地位を確立しています。
Amazonなどの巨大な競合他社より大きな在庫を提供するのは不可能この時代に、多くのEC企業は逆に製品料を絞って、顧客が心配せずに選択できるような方針に変えています。Simply Chocolateのウェブストアは、ランディングページ、製品ページ、及びホームページをシームレスに統合した一つのページでこの方針の効果性を示しています。
うまく撮影された食欲をそそる商品と、魅力的なカラーパレットはCrosstown Doughnutsの無敵なコンビです。暗い色と影が背景のおかげで、食品そのものの色味が際立つようにしています。典型的なデザートブランディングの白とピンクが顧客の注意を引く唯一の方法ではないことを証明しています。
ECを活かすコーヒーショップのよくあるビジネスモデルは前述のMatchafulと同様に、視覚的にアピールするカフェとウェブストアの両方を持つことで、カフェの写真がウェブストア、またはSNSの素材となって、カフェは逆ににウェブストアの新規顧客獲得を果たすことができます。実店舗を持たないTwo Chimps Coffeeは、かわりにデザインを積極的に生かさざるを得なかったのかもしれませんが、ダイナミックかつユニークなECサイトはその期待を裏切らないのです。
上質なウイスキーに対する需要の増加から、クラフトカクテルのイメージの変革まで、まさに高品質な蒸留酒の時代がきました。銅製の蒸留器などの素敵なイメージと、6 O’Clock Ginは、情報が豊富でわかりやすいブランディングの組み合わせでさ別科を図っています。
上述したように、高品質なアルコールへの需要は増えつつあるのですが、同時に特定のライフスタイルに合わせた商品への需要が上がっているというのは紛れもない事実です。Seedlipは、この二つの方向の交差点であるニッチに当てはまり、アルコールを飲まない方も、自宅でもバーでもお洒落で美味しいクラフトカクテルを楽しむことができるようにしています。エレガントなブランディングは、それぞれ商品の天然成分を反映しています。
英日フリーランス翻訳者。アメリカ出身、横浜拠点。
Freelance JP/EN translator from based in Yokohama. From the US.